5歳の息子ARATAネタが増えてますがw
ARATAと山遊びをしていると、学ぶことがとても多いです。
体の使い方、メンタルの変化、非常に面白い。
下り方は、僕はもう完全にARATAの真似をし始めていますw
で、それらを差し置いて、これは学んだなー!ということがあります。
それは。。。
楽しさがすべて。
え?何をいまさら?
たしかに、僕らの目的は楽しむことだよ!とやって来てます。
楽しむことでこんな風になるんだ?!という直近の事例があるのでご紹介します。
◆自分で考えるようになる
楽しいと自分で考えるんです。
たとえば、先日レースにでました。
幸いにして、ちょー楽しかった!ようなのですが、
後日山遊びどこ行こうか?となったとき。
ARATA「うーん。こないだのさ、ちょこっとトレイルもう1回やって、前よりはやく走れるか?っていうのやってみたい」
となったわけです。
これはタイムトライアルやりたいってことですね。
ARATAは当然、タイムトライアルなんて知りません。
おそらく自分で考えたのかと思います。
で、ですね。
行ってきたわけですが、レースでなく僕と2人なわけです。
僕もゲキを飛ばすなんてことはしないので、
レースと比べて、タイムが遅れていきました。
ARATA「レースのときとちがって、こうはん飛ばす作戦だから」
そういう作戦を考えていたようです。
たしかに後半飛ばしたのですが。。。
ゴール後のタイムは、40分ちょっと。
ちなみにレースタイムは、33分30秒。
かれはその差7分がそこそこ大きなものだと理解しているので、
ゴール後ちょっとがっかりしていました。
「はー。7分くらい遅れたのかー。あー。」みたいなw
ちょっと心配したのですが、オレンジジュース休憩をしているとふと口を開き、言いました。
ARATA「あれかな。のぼりで歩くところをもう少し早く歩いてみたらいいかな」
という風に、勝手に考えるんです。
それもこれも、楽しいから、だと思います。
こういう学びをさせてもらっていたある日。
それは初SKIの日でした。
スクールにて、飯塚先生というかつて小学校で先生をしていたという、ARATAにとってはじーじのような素敵な先生に出会いました。
相性も良かったので、今後もお付き合いは続いていきそうです。
そんな飯塚先生は、終始ARATAをべた褒め。
午前と午後のレッスン後も、僕に対して一生懸命話してくれます。
気持ちのこもったフィードバックをくれるんです。
飯塚先生「おとうさんね、ほんっとうに驚きました」
わが子を褒められてうれしくない親なんていません。
うきうきしていたそのとき、飯塚先生がドキリとするようなことを言いました。
飯塚先生「おとうさん、ARATAくんは今ほんっとうに楽しんでますね。リフト乗るのが楽しい、すべっておりるのが楽しいとずっと言ってました。これがほんっとうに大切なんです」
まぁ、楽しむことがモットーだから、と内心思う僕。
飯塚先生「でもね、頑張っていくと、壁にぶつかることがあるかもしれません。それまでと違って、あっできないなと思うことがあるかもしれません。そんなとき、周囲の期待が大きくなっていると、期待に応えようという気持ちが大きくなって、優先されて、楽しむということを抑えるようになるんです。
だから、ほんっとうに楽しいという気持ちが一番大切です」
期待は自分勝手な気持ちだと僕は考えています。
でも親が子どもに自分勝手な期待という気持ちを向けると、
子どもは健気にそれに応えようとするのでしょう。
楽しいという気持ちを抑え込んででも。
これは、たくさんの子どもの指導をしたからこそはっきりと見えるもので、
僕にとっては大変な気づきとなりました。
彼の楽しさを守ることは親の役目かもしれないなと感じた一件です。
これからも、僕らの情熱は楽しさが源です。