1つの種目、それも競技者としてだけでは人生を使い切れないという感覚が、若いアスリートに共通してある。
共通してあるけれど、実行しているのはまだ一握りなので、古きを重んじるスポーツ界では肩身の狭い思いをすることもあるのではないか。
でもまったく気にする必要はない。
種目を複数にする(二刀流以上)、競技者・表現者・教育者・ビジネスマンなどと肩書きや役割を複数にする。
そういう若いアスリートがもっと増えていく。
人生を使いきる欲求は誰にも止められず、その取り組みは世代をこえて、誰かの勇気になっていく。