Hollyなガスっぷりのなかピークで一瞬晴れ間が覗き、
陽気にくつろいだのも束の間。
お目当てのコマペってる岩場にたどり着いたときには、
なかなかに横殴りな雨風。
(彼はのちに「ふぶきみたいだったし!」とかーちゃんに報告)
「マーキングが赤いとみやすいね!」と色の力を感じる僕ら。
そして最後に千切られた。
SKIで千切られるのは諦めていたが、まさか夏の山でやられるとは。
不意打ちだったのと(寸前、彼は珍しくバテているように見えた)、
カメラを構える余裕を見せていたということで
「まだ慌てるような時間じゃない」と自分自身を慰める。