僕らの情熱

ワクワクする人生を。

読書感想#12 トレイルランという巡礼路

「NORTH 北へ」の 解説文の感想です。

#12 「トレイルランという巡礼路」角幡唯介

f:id:taka465:20181116084606j:image

◾︎角幡唯介

僕の中では今をときめく冒険家・作家。

「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」は名作。

直近の「極夜行」は今後読みたい。

 

「NORTH北へ」の解説文。

どストライクでした。

「NORTH」に寄せているので、このタイトルなのかもしれませんが、冒険家の動機が書いてあります。

僕のなかのもやもやを言語化してくれ、かたちある思考に昇華してくれました。まさに冒険家兼作家の仕事。

「思いついてしまった」ことは、過去を汲んだチャレンジであり、苦しくてもやりたくなるよね、と読みました。

挑戦をためらいがちな方やそんなときに背中を押してくれる数ページです。

 

情熱の源って、「思いついちゃった」感ありますよね。その気持ちに真摯に向き合う属性のひとつが、冒険家なのでしょう。

それが見事に書かれている、名文です。

 

NORTH 北へ―アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道

NORTH 北へ―アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道