僕らの情熱

ワクワクする人生を。

Beppy動物記「夫婦カモシカ」

接触する人が8割減どころか、9割5分減くらいになっていて、

同居の家族を除くと動物との接触の方が多いんじゃないかと思う今日この頃。

動物との接触というのももちろんソーシャルディスタンスが自然と保たれているわけだけど。

 

 

さて。

 

某所にてある朝。

 

 

雄雌のカモシカペアが目の前を横切った。

 

カモシカは、そのまま立ち去ろうとしたが、雌カモシカは立ち止まり、僕をじっと見た。

 

黒い瞳

 

カモシカ「(…あの人間が最近やたらうろうろしている人間かしら?悪い人間じゃなければ良いけど)」

カモシカ「おい、なにやってるんだ。いくぞ」

カモシカ「ねぇ、あなた。例の人間よ。きっと」

カモシカ「ああん?あーそんな話があったな。あいつか。なんだぼーっと見やがって。まぁ良いだろ、いくぞ」

カモシカ「気になるわ…。」

復路にて。

 

カモシカ「…まぁた来たな。ウチのも気にしてるし、ちょっと見てみるか」

 

正対する僕と雄カモシカ

 

カモシカ「…」

 

「ごめんよ、おどかしてー」と立ち去る僕。

 

カモシカ「驚いちゃいねぇよ。ウロウロしてるだけの元気な人間か」

 

 

こんな具合に動物を見ると脳内妄想モードになるくらい、動く物との接触が減っているw