先週末の信越五岳にて、いよいよ国内の秋レースがスタートです。
レース毎に人の数だけ結果が出てくる時期です。
この記事は、レースの結果をうけて、身の程知らずな目標を掲げる人を強く応援するものです。
僕自身、KOUMIをDNFした2015年から、KOUMIで優勝することを目標にしています。
2015年時点の僕の走力は、優勝には程遠いものです。
そう、どう見ても身の程知らずな目標です。
目標設定は、ちょっぴり背伸びがちょうどいいと言われることがあります。
恐怖を感じず、頑張ったらできるかも?くらいのことを指します。
でも僕は、DNFした2015年にトップ選手が優勝する瞬間に立ち会い、「どーしてもやりたい!やり方はよくわからんけどやってみたい!やらずに死ねるか!?」という心の声を聞き、素直にその声に従いました。
それから1年、独りで練習を続けました。
翌年のKOUMIは、命からがら34時間で完走です。
「うおい!独りで1年やってみたけど、完走が精一杯だよ!」
「あぁやっぱり優勝してぇ!どうしても!しかし優勝となるとどうしたらいいかサッパリだぜ?!」
ちょこっとタイムを縮めるくらいなら、アプローチ方法を多少は想像できたのですが、優勝となると話は別です。
なにせその時点で僕の完走タイムは、優勝タイムと10時間差がありますからwww
まーったく方法がわからないので、色んな方の力を借りることにしました。
チーム100マイルに応募すると(全力で思いのたけを書き綴りました)、運良く神に拾ってもらえたり。
セルフケアに限界を感じ、探し求めたところゴットハンド的な方と次々と知り合えたり。
チーム外でも、同じような壮大な目標を掲げる方と知り合えたり。
回りくどいでしょうかw
目標が身の程知らずであればあるほど、良い出会いに恵まれるということが明らかになりました!
つまり、結果という名の現実を突き付けられたからといって、目標(特に大目標)を見直すことはないのです。
かく言う僕も、4年ほどKOUMIで優勝するという目標を掲げ続けています。
そんなひとが増えると嬉しいし、そんなひとたちと山を楽しみ続けるつもりです。