二文字は伏せますw
少し過激なので。
お2人とも僕は割と好きです。でも耳が痛くて、キツイなぁということもあります。
本書の内容は、お2人の思考と行動についてです。
僕が良いなぁと思うところを抜粋でご紹介します。ご興味があれば、若干の覚悟(?)を持ってページをめくってください。
◾︎「真の現在」を生きる
近代になってから、「過去-現在-未来」と一直線につながる時間イメージが、大衆にも浸透し一般化した。それ以後、現在という時間を、過去と未来に挟まれた中間点として把握するようになった。つまり、「過去でも未来でもない時間」として、現在を逆算的に理解するようになった。
そのことで、近代以降の人間は「真の現在」を生きられなくなった。
(以下略)
子どものように、真の現在を生きてください。それも、熱心に。
◾︎真似ることが個性を育てる
真似をした行動は、あなたに新しい思考を必ずもたらす。その思考が次の行動を生む。フィードバックの始まりです。そうしてあなただけの「行動と思考」が生まれる。すなわち新しいあなたの誕生です。だから真似することは、個性を育てるんです。いいと思ったことは、好きに自由に、真似る。(以下続く)
2つとも心当たりがあります。
僕は20歳前後引きこもっていました。周囲の助けがあって、今に至ります。
何とか外に出れるようになり、学校を卒業できる見込みがたち、就職活動を始めました。
当たり前ですけど、上手く行かないんです。50社くらい受けてどうにもならない。
話そうとしてもどもるし、空白期間をどう説明したらよいかわからない。
面接で尋ねられるのは、「あなたはどんな過去(経験・能力)があり、どんな未来のために、現在何を考えていますか?」ということでした。
ねつ造しようにもその力もない。結果、次回面接のお見送りメールの嵐。
そんな中、一社だけ違ったんです。単に人手不足な金融業界だったからという理由かもしれません。それは、ヤケになってなぜかエントリーした証券会社でした。
人事課長が言いました。
「あのね、うちは色んな人間が居るし、色んな経験をしてきたお客様と関わる仕事だよ。別府さんのこれまでについて、何か言う気はないよ。要は、いま気持ちはあるの?昨日えらいニュース(2007年8月のパリバショック。リーマンショックまであと1年)があって、これから相場がどうなるかわからないのだけど、そんなときお客様と向き合う気持ちはありますか?」
瞬間、何かが弾けて、「あります。気持ちはあります」と答えていました。
ひょっとすると単に差し出されたかもしれない手をつかみたくて、答えていたのかもしれません。
うがった見方をすると体育会系なやり取りかもしれません。
でも、このときの僕にとっては目が覚めた言葉でした。
僕は勝手に、「過去は知らん。未来も正直わからん。けど今の気持ちはあるの?あるなら来い」と解釈しました。
縁あって入社させてもらい、たくさんの人真似をして約6年お世話になりました。
そんなわけで、この2つは僕にとって特に響いた項目です。
このほか刺激的な言葉が並んでますw
僕は割と好きな言葉が多いです。