僕らの情熱

ワクワクする人生を。

フィールドと人の関係

移住後にできた友人が、

富士山の仕事で上へ向かう。

 

山小屋や登山道がどんな状況か

例年と比べてどうか。

 

バリゲードの向こう側。

 

彼はずっと上で仕事をする。

 

顔のみえる人が富士山の上のほうで仕事をすると知って、

僕らの山遊びは誰かの仕事のうえに成り立っているという、

当たりまえのことがやっとわかり始めたような気がする。

 

彼のように仕事が富士山につながっていないとしても

この町の人の日常は大なり小なり富士山につながっている。

 

裾野の公園でウッドチップのウォーキングコースを散歩する者や、

富士山に背中を守られながら登校する者がいる。

 

フィールドと町の人はある程度つながっている。

 

移住して3カ月強、

僕らが信じられないくらいに心地よく日々を過ごすことができているのは、

「富士山のフィールドに惚れたから」という動機に尽きるということがわかってきた。

 

仕事は?住まいは?物価は?

子どもの学校は?教育環境は?

買い物は?どんな人がいる?

 

そんなことを考えて行き先を探し、

答えを見つけた気になって移住していたら

あんまりうまくいかなかった気がしている。

 

個人によって度合いは様々だが

フィールドと人はつながっている。

 

「フィールドに惚れた」というのは

「人に惚れた」ということにもなり得る。

 

もしそういうフィールドがあるならば、

そこは住みやすい可能性が高い。

 

惚れたフィールドがあるならば。

 

小さな問いは頭のカタスミに追いやって、

そこに移ると決めたらいい。

 

きっとうまくいく。