僕らの情熱

ワクワクする人生を。

僕の眠気対策

カフェイン断ち明けのコーヒーは至福です🤣

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眠気対策は胃腸対策と並んで個人差があるようですが、幸いにして、このところ眠気とは無縁で、大好きな夜遊びを楽しむことができています。

 

・カフェイン断ち
10日-14日前からカフェイン断ち

 

・ライト
光量の強いもの(LEDLENSER MH10)

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・カフェインの先回り摂取
CNCを3-6時間おきに4粒(カフェイン55mg相当)
今回は、A2麓到着前(18時前)から概ね各エイド・適宜道中に摂取

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低血糖状態を避ける
ジェルを30分に1度摂取

 

この他、事前の充分な睡眠、オーバーペースを避ける(疲労による眠気対策)ということも気をつけています。

 

今回は試しませんでしたが、「匂い」も効果があるのだろうなと思います。


お気に入りの覚醒効果のある「匂い」を見つけて、夜遊びのお供にすると、ますます楽しくなりそうです。

UTMFのご報告

結果は、28時間12分02秒 68位 です。

 

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直前の体調不良により、目標を当初の「25時間以内」から、「まず完走」へ変更してのレースでした。

 

体調管理もレースの内であること、練習を積み上げることよりも滞りなく疲労を抜くことがいかに難しいかということを痛感したレースとなりました。

 

タイム・順位を狙う状況にはないと判断し、完走を第一にスタート、体の様子を見ながらタイムを再設定することに。

 

A2麓までにわかったことが3つ。

 

・脚の疲労は完全に抜けている

・熱感はありそう

・深い呼吸はできない

 

要は、心肺をかなり抑えれば(ゾーン1の下の方)、完走できそうだということでした。

 

同時に、今回のレース特有の不安要素が見えてきました。

 

・霧による転倒

・低体温

 

霧による転倒などを防ぐため、慎重に進みました。

低体温を防ぐため、普段通り30分に1度のジェル補給を続けました。また、サポートのおかげで、ほぼ全てのエイド毎に着替えることができました。

 

おかげさまで、終始マイペースで進むことができたと思っています。

 


今回はこれまでで一番、たくさんの方に声をかけていただいたので、落ち着いて進むことができました。

 


特に。

 


チーム100マイルの皆さん。

OBの方含め、たくさんの方から、レース中いたるところで(本当にいたるところで!)エネルギーをいただきました。

 


チームTORQUEの皆さん。

全てのサポートエイドで僕を待ってくれて、大変心強かったです。今回、レースの前・中・後と直接関わってくださる方が増えたことで、レース中に弱気の自分に会うことがなかったです。

 


サポートの三那子さん、会田さん、トレーニングパートナーの北原さん。

一緒に戦えて光栄です。

 


関わってくださった皆さんは最高でした!

 

今回は、僕の問題で結果を出すことができませんでした。

 

でも、気持ちと伸びしろには自信があります。


あとは僕が強くなって、今度は皆さんを最高にワクワクさせるレースをします。

 


これに懲りずに、これからもよろしくお願いします。

僕にとってのUTMF

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僕は今年初めてUTMFを走ります。

 

これまで、100マイルの完走経験は3度で、全てKOUMIです。

 

僕は本当に100マイルが好きなのか、今はまだわかりません。UTMFを走り終えたら少しわかるかと思います。

 

ちなみに、KOUMIがとてもとても好きだということはわかっていますw

 

KOUMIについては、はっきりしていることがあります。

 

僕は初100マイルとして出走した、2015年のKOUMIをDNFしました。

そのときこの目で見た、優勝者が格好良かったです。

 

時間が経てば経つほど、「人生で一度くらい僕もあんなことをやってみたい」という気持ちが強くなり、ずっとKOUMIを走っています。

 

憧れを追いかけているということです。

 

一方で、UTMFは今回初めてです。

レースを通じてKOUMIのように特別な経験はしていません。

「ではどうして走るのかな、僕にとって今回のUTMFは何だろうな」と思いをめぐらせると、わかりました。

 

今回のUTMFは、とびきり縁の力を感じるレースです。

 

UTMFは抽選の結果、走ることができます。

二次募集があったとは言え、縁あってのことです。

 

そして、僕が所属するチーム100マイルからも多くの方が出走します。

抽選に申し込もうと思ったキッカケは、「お祭りだから、一度経験するのは良いと思いますよ」というチームメイトの言葉です。

 

何より、チーム100マイルを率いる鏑木さんを中心に始められたレースです。

 

そして、今回僕はチームTORQUE(トルク)の一員として出走します。

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チームTORQUEのトルクとは、京セラが開発した高性能スマホTORQUEです。

 

開発にはたくさんの方が関わっています。

 

「思い切り走っていいよ」と言わんばかりの性能です。

 

僕は、「チームトルクとして走りますか?」とパワースポーツの滝川さんからお話をいただいたとき、ぜひお願いしますと即答しました。

 

僕にとって特別なレースであるKOUMIは、滝川さん率いるパワースポーツ主催です。

 

僕がこれまで強い動機をもって走っているのは、KOUMIとチーム100マイルのおかげです。

 

 

 

そして、チームトルクの女性出走者は、黒田清美さんです。

黒田さんは、チーム100マイルの大先輩であり、ご近所様でもあります。

近所に同じような環境で、国内・海外の100マイルレースで活躍している方が居ると知ったとき、とても嬉しかったことを覚えています。

 

僕も工夫して練習をすれば、同じようになれるかもしれない。

 

きっとできるはずだ。

 

必ずできるはずだ。

 

と思いを強くし、練習を続ける後押しとなっています。

 

 

レース中は、チームTORQUE・チーム100マイルの方々とたくさん会うことができます。

 

長い時間一緒に走らせていただく方もいると思います。

 

何度も一緒に練習をした方がたくさんいます。

 

脚が痛くて走れないとき、不安でたまらないとき、アドバイスをくださった方がたくさんいます。

 

そんな方々のメッセージは、いつも決まって以下の通り。

 

 

 

だから、きみも強くなれるよ。

 

 

 

レース中にこれでもかと縁の力を感じる特別な瞬間があると思います。

 

僕は油断すると、内に閉じこもって独りよがりになる癖があります。

だから、縁の力をこれほどまでに感じる機会に恵まれたことについて、とても感謝しています。

 

今回のUTMFは僕にとって、とびきり縁の力を感じるレースです。

UTMFサポート下見旅行とザック

5年で大きくなりました。

(5年前、初島への船で)

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(先週末、富士山こどもの国で)

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ちょうど5年前、僕は近所の河川敷を走り始めた頃です。

 


その頃はまさか、レースの下見を家族旅行と称して行うとは思ってもいませんでした。

 

スタートの富士山こどもの国。

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A2麓、A4精進湖民宿村、A5勝山と遠目に確認。

 

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鳥焼きを食し。

 

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2日目は大池公園散策から。

 

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A7山中湖きらら交流ぷらざにて、うんていワークアウト。

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からの、麺処びわ!(忍野八海近く)

(娘なぜか度なしメガネかける)

(息子なぜか乙女的ポーズ)

 

以前、蕎麦の食べ歩きをしていたことがあるのですが、ここは万人受けする食べやすいアタリ蕎麦でした。

Google先生優秀すぎます。

 

そして最後にA9富士小を遠目に確認し、帰路につきました。


そして子2人のテンションがMAXになったのは、帰宅後でした。

 


ふとした会話の流れから、「なんであのアメリカの選手(グレートレースより2018UTMBでのザック)は、時間計って時間通りに走らないの?w」という問い。

下の子も一緒になって、「なんでー?なんでー?」

そういえば、ザックが苦しみながら進むシーンをケラケラ笑いながら見ていた我が子2人。

 

こどもは残酷です…。


「あれがザックのスタイルなんだよ。自分でそう言ってたでしょ」

 


「スタイルってなによー?w」

 


「んー、とりあえずこれを観てくれ」

 

 

CCCのゴールシーン、TNF50でのヘイデン・ホークスとの一騎打ちを鑑賞。

 

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「ジャンプしてる!すごいゼェゼェ言ってるw」

 


「それが彼のスタイルよ」

 


「えっ!?ちょっと、おとーさんもレースでこんなことするの?w」

 


「いや、おとーさんはザック系じゃないです。つぶれるし、このジャンプもちょっと難しいです」

 

「だよねぇww」


おとーさんは系統を模索中です。

 

 

いつも付き合ってくれて、ありがとう。

あるのは意志だけだった

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長いレース中、悟りを開いたモードになることがあるかと思います。

 

あとから振り返ると、何でもなかったなと思い直したり、誰かに話すとポカンとされたりw

 

僕の場合は。

 

2016年のKOUMIでのこと。

前年、初めての100マイルをKOUMIでトライし、DNF。

1年、ひとりで練習してレースにも出ず、直接2016KOUMIを迎えました。

結果、34時間かけて初めて完走したのですが、悟り(?)を得たのは3週目(4週目?)の夜時間。

ニュウへのトレイルを登っていたときのことです。

背後の月がチラチラして綺麗だったことをよく覚えています。

 

そんなとき。

 

あれ?いまって、完走するという意志しかないな。

あれー?ポジティブかネガティブかなんて関係ないんだな?

 

という、僕にとっては悟り(?)体験でした。

 

うまく伝えることができるか不安ですw

 

僕はそれまで、自分をポジティブかネガティブかと観て、なるべくポジティブであろうとしていたのですが、当然ポジティブで居続けることも難しく、ネガティブな自分に辟易することが多々ありました。

 

でも、深夜ただ登っていたとき、ポジティブかネガティブかという捉え方はあまり重要ではなくて、意志があるだけなんだなと気づいたわけです。

 

登るという意志か、やめるという意志かの違いです。

 

ポジティブかネガティブかという捉え方をするとき、どうしても性根に紐つけて観てしまいます。

そして、案外簡単に自己否定のスパイラルに陥っていたんです。

 

そんな僕からすると、貴重な瞬間でした。

 

この体験は、ポジティブかネガティブかという捉え方から離れて、意志にフォーカスする習慣を得るキッカケになったと思っています。

 

母さん、UTMF来てくれるってよ

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ひと月遅れのハッピーバースデー。

母(60)、僕(35)、甥(4)をまとめてお祝いしました。

 

そして、母がUTMFに来てくれることになりました。

 

・一度は生で観たいという好奇心があった

・あなた(僕)が走ることを推奨しているわけじゃない!

・あなた(僕)の応援(サポート)に行くミナコさん(妻)とこの子ら(子2人)が大切なので行きます

 

母とはA9富士吉田とGOALで会う予定です。

 

A9では喝を入れてもらいますw

 

人の3倍増しで心配をかけてきているので、せめて当日はあまり心配をかけないように走ります。

 

 

 

良いの?

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合宿にて。

2日目、まともに登れないほどにバテた。

後ろに下がろうとした僕に、彼はひとこと。

 

 

 

 

 

 

良いの?

 

 

 

 

 

 

その問いは、僕の脳を鷲掴みにした。

 

 

 

 

 

 

 

いきます。

 

 

 

 

と答えた。

 

 

 

その後もう一度、僕は後ろに下がろうとした。

あまりに体が動かず、無理についていっても練習効果はどうだろう、などと言い訳めいたことを思っていた。

 

彼はひとこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別府さん、良いの?

 

 

 

 

 

 

 

 

良くないっす。

いきます。

 

 

 

 

 

気づいたら答えていた。

 

 

 

 

 

僕は初の100マイルをDNFしたとき、彼が優勝するところを目撃した。

僕もあんなことをやってみたいと思い続けて、今までずっと練習している。

 

そんな彼が僕に放った問いだ。

 

 

 

 

 

 

良いの?

 

 

 

 

 

 

良いはずないよ。

僕もあんなことをしてみたいんだから。

僕も強くて優しい人になりたいんだから。

 

 

 

 

この問いは、この先僕を何度も蘇らせてくれる魔法の言葉だ。