#10 メンタルの作り方
妻のリクエストで買って帰りました。
THE21というビジネス雑誌です。
普段ならまず読まない雑誌です笑
経営者、精神科医、お坊さん、鍼灸師などいろいろな方がメンタルの整え方について、ノウハウを披露しています。
630円でこの内容はお得感があります。
ハウツー本を一冊買ったり、ネットで情報収集したり、身近な人に相談したり、ということの手間ひまに比べたらお手軽です。(それぞれを否定するものではありません)
読む方によっては、知っている内容や実践していることも多いかもしれません。
それでも、ときたまこういったメンタル本をぱらぱらーっと眺める価値はあると思います。
そのときの状態によって、有効な方法や取り入れようと思えるものは変わりますので。
こうしたメンタルを作るテクニックを引き出しに入れておいて都度必要なものを取り出せる状態を、僕はドラえもん状態と名付けています笑
僕の理想のひとつです。
各ノウハウに通じていることは、「客観視」と「目的論」です。
◾︎客観視
自分ごとを客観視することって難しいと思いがちです。
僕の理想は、何かに情熱をもって取り組んでいるけど鳥の目をもった冷静な人。
鳥の目をもつためのノウハウがいくつも書いてあります。
例えば。ノートを2冊用意して、①感情用②事実用として書き込んでいく。それぞれに対して、賢者の自分をイメージしながらアドバイスや解説、今後の運び方を書いてあげる。
などなど。
◾︎目的論
事実のとらえ方についても、色んなノウハウが書いてあります。個人的体験に基づくものなので、読みやすく。
共通しているのは、現実をこうしたいという目的・気持ちがはっきりしているから、ノウハウを実行できるということです。
どんなに優れたノウハウがあっても、こうしたいという目的・気持ちがはっきりしていないと、役に立ちません。
僕は仕事でストレスフルな状態が続くと、身動きがとれない自分を変えようという気持ちさえあやふやになることがあります。
ストレスフルな環境で自分を可哀想がることに満足している状態、要は悲劇の主人公であると浸りたい状態です。
これを解消するには、自分はどうしたいのかはっきりさせることです。
これさえはっきりすれば、本書にあるようなノウハウが復活までの道のりをグッと縮めてくれます。
今回、1番印象に残ったのは、「目標を引き下げる」ことの効用です。
◾︎目標を引き下げる
ケース
目標が高すぎる、課題が難しすぎる場合
方法
目標を引き下げる、課題を細分化し難度を引き下げる
効用
目標負けしない。
難しすぎる課題は、いわゆる「危険領域」であり不安を感じるもの。細分化し難度を下げることで、頑張ればできるかもという「学習領域」になる。さらに引き下げると「快適領域(コンフォートゾーン)」となり成長が見込めないので注意。「学習領域」の新しいチャレンジに対して、脳はドーパミンを出し前向きに取り組めるもの。
大目標・中目標・小目標という分け方もこれに近いです。
目標が高すぎるケースは、すでに不調なときだけでなく、順調・好調時にもおちいりやすいことです。好調ゆえに高すぎる目標を設定し、不調を招くケースは、各シーンで有りがちなことですので、僕自身注意しています。
年末・年度末にかけて、忙しさで心を失うことがないように、充実した心持ちで過ごせるようにしていきたいです。